日本沖合のイデオルの浮体式洋上風力発電が、正式に運転開始を始めました。
日本沖合のイデオルの浮体式洋上風力発電が、正式に運転開始を始めました。
NEDOは、浮体式風力発電の「ひびき」がすべての許可要件を満たし、正式に運転開始をしたことを発表しました。ひびきは2018年8月29日に北九州港から曳航され、3つの猛烈な台風(21号,24号,25号)が立て続けに来る直前に設置場所に到着しました。 イデオルの特許技術であるダンピングプールをベースにしたこの浮体式洋上風力発電は、イデオルのFloatgenプロジェクトで既に裏付けられたその優れた凌波性を確認することとなりました。この将来性が期待された実証機の建設と洋上設置は、日立造船の製作現場とイデオルの国際的に認められた設計・エンジニアリングチームとの間の広範なコラボレーションによるものであり、プロジェクトの一連において、厳しい認証要件を含む日本のすべての要件に適合することができました。
イデオル社CEOのPaul de la Guérivièreは、「イデオルは、欧州と日本という最も戦略的な2つの市場で2基の実証機を擁する、唯一の浮体技術プロバイダーです。国際的な企業と建設や設置のフェーズでコラボレーションをすることを通じて、異なる材料を用いた浮体や係留のテスト、異なる種類の風車の取り扱い、異なる規格要件に従った設計やエンジニアリングを行なったことは、近い将来の商業規模プロジェクトに向けた準備として、貴重な資産になります。」と述べています。