概念を現実に

歴史と企業価値

2010 年の設立以来、弊社は浮体式風力発電こそが洋上風力発電の未来であると確信してきました。そのポテンシャルは明白でしたが、決して平坦な道のりではありませんでした。


創業者の理念

チェルノブイリ、ディープウォーター・ホライズン、福島… 私たちの地球は、「栄光の三十年間」以降に受け継がれたエネルギー政策に耐え続けてきました。そして今、その代償が目に見える形で少しずつ顕在化してきています。

2010 年に Ideol が設立された当初から、創業者の Paul de la Guérivière Pierre Coulombeau は、気候の変化に順応し、エネルギーミックスの実現に向けて準備する上で、洋上風力こそがソリューションであると確信していました 特に、水深を気にすることがなく、海岸線の景観を損なわないという強みを持つ浮体式風力発電の需要が急上昇すると。

 

世界に広がる海原は、尽きることのない再生可能エネルギーの源泉です。世界で最も豊かで最も優れた風力資源は、沖合いの深さ 50 m 以上の場所にあります

 

Ideol を設立した目的はただ一つです。それは、洋上風力発電のプラットフォーム、特に浮体式プラットフォームにイノベーションを起こし、洋上風力のコストを大幅に抑えることです。 

3 年間の開発期間を経て、ようやく事業化へ...

弊社のプロジェクトに携わっているエンジニアおよび専門家は、オフショア産業および再生可能エネルギー分野での豊富な経験を活かして、弊社の主特許であるDamping Pool® を元に、洋上風力発電向けの革新的な浮体技術を開発しました。水槽実験を実施し、Ideol 初となるプロトタイプ (Floatgen) の開発に着手していたところ、日本での実証機2 基の開発について打診を頂きました。まさに、事業の車輪が回り始めた瞬間でした

 

Ideol社からBW Ideol社へ

20212月、BW Offshore社は、Ideol S.A.の戦略的オーナーとなる株式購入契約を締結し、BW Offshore社のオフショアエネルギー生産システムの開発や運用の豊富な経験に支えられた、実証済みの自社開発技術に基づき市場をリードする再生可能エネルギー企業(BW Ideol)を設立しました。

BW Ideolの明確な戦略目標は次の通りです:

1.       技術およびEPCサービスプロバイダーとしての成長

2.       開発プロジェクトにおける主要ポートフォリオの拡大と発展

3.       長期的な資産所有者・運営者となること

 

 

 

当社のテクノロジー

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弊社のプロジェクト

Ideol floating offshore wind

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企業情報およびプロジェクトのアップデート

Tohoku

岩手県沖における浮体式洋上風力発電の共同事業化に向けた 取り組みについて

東北電力株式会社(本社:宮城県仙台市、取締役社長 社長執行役員:樋口 康二郎)と、BW Ideol(本社:仏国ラ・シオタ市、CEO:Paul De La Guérivière [ポール・ド・ラ・ゲリビエール])は、両社が見据える岩手県久慈市沖における商業規模の浮体式洋上風力発電の共同事業化に向けた実現可能性調査を開始いたしましたことを、お知らせいたします。

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BW IDEOL ENEOS

ENEOS株式会社との日本国内における 浮体式洋上風力発電の共同事業開発契約の締結について

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BW Ideol

IdeolはBW Ideolになりました。

Ideolは、従来のチームやテクノロジーを変更することなく、また創業者を主要株主として、BW Ideolになります。BW Ideolは、BW Offshore社のオフショアエネルギー生産システムの実行や運用に関する豊富な経験を活用し、成長を加速させ、この活況を呈している市場におけるリーディングポジションを強固にするための独自の立場に立つことになります。


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