浮体式洋上風力発電に関する覚書を締結
浮体式洋上風力発電に関する覚書を締結
- Tokyo
Ideol SA(イデオル、本社:フランス/CEO:Paul De La Guérivière(ポール・デ・ラ・ゲリヴィエール))と大成建設株式会社(本社:東京都新宿区/社長:村田誉之)は、イデオルが保有する特許技術であるダンピングプール®を用いて日本市場におけるコンクリート製浮体式洋上風力発電設備向け浮体基礎の開発と市場開拓に関して、覚書を締結しました。
イデオルは、既に運転を開始しているフランスと日本の浮体式洋上風力発電プロジェクトや世界各国で進行中の商業プロジェクトに従事している浮体式洋上風力発電のグローバルリーダーであり、2つの異なる気象条件や認証機関で浮体式プロジェクトに従事した唯一のエンジニアリング企業です。また大成建設は、コンクリート製台船(C-Boat500)の開発や、トルコ共和国ボスポラス海峡横断鉄道トンネル建設工事など、様々な海洋工事に従事してきました。
日本の海域における浮体式洋上風力発電のポテンシャルは着床式の約3倍であると言われており、国内で有望な市場と位置付けられています。また浮体基礎の材料にコンクリートを採用することにより、コストの削減を図ります。
両社は本覚書を通して、両社の保有する知見と経営資源を活用し、共同でコンクリート製浮体式洋上風力発電設備の市場開拓を進め、浮体式洋上風力国内市場の加速と成長への貢献を目指してまいります。