Ideol floating wind

Floatgenは2019年度の発電量6GWhを達成


フランスの大西洋沿岸SEM-Rev テストサイトで稼働をしている2MWのFloatgen浮体式洋上風力発電は、2019年下半期の発電と稼働率が、当初想定されていた発電量と稼働率を越えることが出来ました。これは、昨年7月に発表した好調な初期結果に続くものです。


2019年下半期は、上半期に比べて発電量が2倍以上になり、年間総発電量が6GWh に達しました。これは、2019年下半期の稼働率(availability)が94.6% を上回ったことに加えて、設備利用率(capacity factor)が平均を上回ったことによるものです。

この期間に、Floatgenは最大波高12.5(=最大で6.5mの有義波高)を経験し、Damping Pool® を用いた設計の優れた性能と凌波性、そしてIdeol が自社開発した浮体式風力発電のシミュレーションの精度が確認されました。

この精度については、独立した第三者機関であるABS(American Bureau of Shipping) によって、荷重や同様の実測値、そしてデータ処理方法など検証されています。またABS は、多数の荷重条件を再計算し、シミュレーション結果を測定・処理された測定結果と比較することにより、Ideolが使用する連成解析ツールを評価しました。

Floatgenは、冬季に入ってからの数か月にわたって発電を続け、最大5.5mの有義波高と24.2 m/s の風速下においても発電をし、浮体の動揺が発電に影響ないことを、今一度確認いたしました。

Ideol の特許技術は実証され、世界中のいかなる場所においても、商業展開する準備が整いました。

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